ぶりの照り焼きが固くならない方法!ふっくら仕上がるプロの黄金比
ぶりの照り焼きが固くならない方法!ふっくら仕上がるプロの黄金比をマスターするためのコツや注意点をピックアップして解説します。
仕上がりの食感と香りをプロ級に高めるために、加熱前の下ごしらえは絶対に省略できない工程です。特に重要なのが、ぶりの照り焼きの下処理と臭み取りにおける二段構えのアプローチです。
まず行うべきは、ぶりの照り焼きの塩振り脱水です。切り身の両面に均一に薄く塩(魚の重量の約1%)を振り、10分から15分ほど常温で置きます。時間が経つと、浸透圧によって表面にじんわりと水滴が浮き出てきます。この水分には、魚の生臭さの主成分である「トリメチルアミン」や余分なドリップが凝縮されています。これをキッチンペーパーで確実に拭き取るだけで、雑味が消えるだけでなく、加熱時の身崩れを防ぐ基礎が整います。
さらに鮮度や血合いの匂いが気になる場合、あるいはより洗練された料亭の味を目指すなら、ぶりの照り焼きの湯通し(霜降り)が有効な選択肢となります。80℃程度のお湯に切り身を3〜4秒ほどサッとくぐらせ、直後に冷水(氷水)に取って表面のヌメリや血合いの凝固物を優しく指で洗い落とします。表面のタンパク質だけを一瞬で凝固させることで、内部の旨味成分を閉じ込めるバリアを形成し、ぶりの照り焼きをふっくらと焼き上げるための下準備が完成します。