洗っても落ちないTシャツ襟の黄ばみを真っ白に!プロが教える落とし方徹底解説

洗っても落ちないTシャツ襟の黄ばみを真っ白に!プロが教える落とし方徹底解説の重要ポイントをご紹介します。専門的な知識が満載です。

首周りは人体の中でも特に汗腺と皮脂腺が密集している部位であり、気温が高い日には1日で大量の皮脂が襟元の繊維へと擦り付けられます。ModaWorldやライオンケミカルをはじめとする消費財メーカーや繊維ケア関連の調査報告によると、衣類に付着する皮脂の主成分はトリグリセリド、遊離脂肪酸、そして酸化しやすいスクワレンなどで構成されています。

厄介なのは、一般的な洗濯用洗剤と常温の水(20℃前後)を使用した日常の洗濯サイクルでは、粘度の高い油溶性汚れである皮脂が約30〜40%繊維深部に残留してしまうという事実です。皮脂の融点は一般に37℃前後に位置するため、冷水では油分が固まったまま繊維にへばりついてしまいます。一見きれいに洗い上がったように見えても、繊維の隙間に残存した皮脂成分が、数週間から数カ月の保管期間中に空気中の酸素に触れ、徐々に酸化して淡黄色から濃い黄褐色へと変色します。クリーニング業界の現場でも「襟の黄ばみは家庭洗濯で最も落としにくい汚れの代表格」と位置付けられており、通常の水洗いだけを繰り返してもこの化学反応を食い止めることはできません。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest