なぜ呑兵衛が集う?御徒町「味の笛 本店」吉池直営の破格せんべろを徹底解説!
なぜ呑兵衛が集う?御徒町「味の笛 本店」吉池直営の破格せんべろを徹底解説!の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
味の笛 本店を語る上で欠かせないのが、フロアごとに異なる設計思想です。外から見るとコンパクトな立ち飲み処に見えますが、実は店舗は2階建て構造になっており、1階と2階では利用目的が明確に分かれています。
1階は、古き良き酒場の風情が色濃く残る立ち飲み専用フロアです(入り口付近に一部補助的な座席があるものの、基本はスタンディング)。カウンターや立ち飲みテーブルが整然と並び、仕事帰りの会社員や買い出し帰りの常連が肩を寄せ合いながらグラスを傾けています。長居をする客は少なく、滞在時間は15分から30分程度。「次の飲み会までの30分でサクッと1〜2杯」「帰宅前に喉を潤す1杯」といったゼロ次会や単独行動の呑兵衛にとって、これ以上なく居心地の良い空間が広がっています。
一方、階段を上がった2階フロアは、テーブル席と椅子が並ぶ着席スタイルが中心です。立ち飲みで足が疲れてしまう年配客や、2〜3人のグループでじっくり話を交わしたい層、休日にゆったりと昼酒を楽しみたい層に支持されています。2階にも専用の注文カウンターが設けられているため、わざわざ1階まで料理を取りに降りる必要はありません。
「時間をかけずに最速で喉を潤したいなら1階」「連れと腰を落ち着けて旬の肴を味わいたいなら2階」。この明快な棲み分けを把握しておくことこそが、味の笛をスマートに遊びこなす最大の秘訣です。