まるでクマ?でかい犬の犬種図鑑|世界一巨大な超大型犬の性格と飼育費用
まるでクマ?でかい犬の犬種図鑑|世界一巨大な超大型犬の性格と飼育費用について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。
街で見かけると誰もが息をのむ「クマのような犬」。その正体の多くは、寒冷地や山岳地帯で家畜を守り、あるいは遭難者を救助するために改良されてきた歴史を持つ超大型犬たちです。国際畜犬連盟(FCI)が公認する359犬種の中でも、成犬時の体重が45〜50kgを軽々と超える犬種はごく一部に限られます。まずは、思わず抱きつきたくなるような迫力と優美さを併せ持つ代表的な犬種を紐解きます。
筆頭に挙げられるのがピレニアンマウンテンドッグ(グレートピレニーズ)です。フランスとスペインの国境に位置するピレネー山脈で、オオカミやクマから羊の群れを守る護衛犬として活躍してきました。真っ白で豊かなダブルコートに覆われた姿は、まさに「雪山に佇むシロクマ」そのもの。体重は雄で50〜60kg近くに達し、歩く姿には王者の風格が漂います。
一方、アニメ『アルプスの少女ハイジ』のヨーゼフや映画『ベートーベン』でおなじみのセントバーナードは、スイスのグラン・サン・ベルナール修道院で遭難救助犬として数千人もの命を救った歴史を誇ります。筋肉質でがっしりとした骨格を持ち、成犬時の体重は70〜90kg超に達することも珍しくありません。垂れた頬と温厚な表情、そしてたっぷりと蓄えられた毛並みは、見る者に絶対的な安心感を与えます。
さらに、中国のチベット高原原産のチベタンマスティフは、かつて数千万円から1億円以上の破格値で取引され世界的なニュースとなった歴史を持ちます。ライオンのたてがみのような首回りの毛と頑強な頭骨を持ち、ヒグマをも撃退したとされる威厳あふれる風貌は、まさに「東洋の幻獣」と呼ぶにふさわしい凄みを放っています。
水難救助犬として名高いニューファンドランドも忘れてはなりません。黒や茶色の分厚い被毛に覆われ、指の間には水かきを持つこの犬種は、穏やかな性格とクマのようなフォルムで世界中の大型犬ファンを虜にしています。