【2026最新】世界遺産の数ランキング!日本は何位?首位の国に驚愕
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登録遺産の内訳を詳細に分析すると、世界全体で登録されている遺産の約8割を文化遺産が占め、自然遺産は約2割、そして双方の価値を兼ね備えた複合遺産は全体のわずか3%程度という顕著なアンバランスが存在する。南米ペルーが誇る「マチュピチュの歴史保護区」のような複合遺産は世界に数えるほどしか存在せず、その希少価値は極めて高い。
こうしたジャンルの偏りや欧州への過度な集中に対して、早くから警鐘を鳴らしていたのが、日本人として初めて第8代ユネスコ事務局長を務めた松浦晃一郎氏だ。松浦氏の在任期に提唱された「グローバル・ストラテジー(不均衡是正戦略)」は、未評価地域の遺産や産業遺産、20世紀のモダン建築などを積極的に評価する道を開いた。
この戦略の導入以降、非欧州圏からの登録が加速したものの、アフリカ大陸や小島嶼国の登録数は依然として全体のわずか数%にとどまる。ユネスコ内部では今なお、遺産保護の資金力や専門家不足に悩む途上国への支援体制が熱く議論されている。