暖房の風向きは下向きが正解!電気代を劇的に抑える設定の真相

暖房の風向きは下向きが正解!電気代を劇的に抑える設定の真相の重要ポイントをお届けします。専門的な知識がチェックできます。

風向きと並んで極めて重要なのが「風量設定」です。「電気代を節約したいから」と、常に「微風」や「弱風」に固定している家庭が後を絶ちませんが、これは省エネの観点から見ると完全に逆効果です。

エアコン暖房風量自動がおすすめの理由は、エアコンの消費電力の大半を占める「コンプレッサーの稼働特性」にあります。エアコンは、部屋が設定温度に達するまでの立ち上がり時に最も電力を消費し、一度部屋が暖まってしまえば極めて少ない電力で室温を維持できます。

風量を「弱」や「微風」に固定すると、下向きに吹き出した温風に勢いがないため、床に到達する前に途中で浮き上がってしまいます。さらに、温風を部屋全体に送り届けるスピードが極端に遅くなるため、設定温度に到達するまでに長時間のフル稼働を強いることになり、結果としてコンプレッサーに過大な負荷がかかり電気代が跳ね上がります。

一方で「風量自動」を選択しておけば、立ち上がり時は強力な強風で一気に床面へ熱を送り込み、設定温度に達した後は自動的に微弱運転へと切り替わります。最新のインバーター制御を最大限に活かすためにも、風量は迷わず「自動」に任せるのが最も賢明です。なお、エアコン暖房風向き自動機能については、最新の高級機であれば人の位置や床面温度をミリ波レーダー等で検知して自動で足元へ向けてくれますが、標準的なモデルではセンサーの精度に限界があるため、リモコンで手動の「下向き固定」を選択しておくほうが確実です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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