トランペット運指表完全ガイド!高音の替え指と音程安定の極意
トランペット運指表完全ガイド!高音の替え指と音程安定の極意を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
トランペット学習者を最も悩ませるトピックのひとつが、トランペット実音と記譜音(移調楽器)の関係です。一般的な吹奏楽やオーケストラで最も広く普及しているB♭管(ベー管)トランペットでは、楽譜に書かれた「ド(C)」を演奏すると、ピアノで弾いたときの「シのフラット(B♭)」の音が鳴ります。
この全音1つ分のズレを理解していないと、バンド全体のチューニングで「B♭(実音ベー)を出してください」と指示された際に、楽譜上の「B♭」を吹いてしまい、全体と音が全く合わないという事態に陥ります。チューニング音である「実音B♭(ベー)」を吹く際は、記譜音における「レ(D)」ではなく記譜音の「ソ(G)」や「チューニングC(ド)」を吹くのが鉄則です。
また、トランペット低音指番号を押さえているにもかかわらず違う音が出てしまう原因は、唇の振動数(アンブシュア)と息のスピードが狙った倍音の「スロット(ツボ)」に入っていないことにあります。指を正しく押すことと同時に、歌うように目標の音の高さを頭の中で鳴らしながら息を吹き込む意識が不可欠です。