世界最大の都市はどこ?人口と面積で順位が激変する真相【2026】
世界最大の都市はどこ?人口と面積で順位が激変する真相【2026】についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
「世界で一番広い都市はどこか」という議論で必ず浮上するのが、中国内陸部に位置する重慶市です。重慶市の行政面積は約8万2,400平方キロメートルに達し、これはオーストリア一国の国土面積や日本の北海道(約8.3万平方キロメートル)とほぼ同等という規格外の規模を誇ります。
なぜこれほど巨大な都市が存在するのでしょうか。その背景には、1997年に中国政府が実施した国家プロジェクトがあります。当時、巨大な「三峡ダム」建設に伴い発生した100万人規模の立ち退き住民の移住対策と、内陸部の経済振興を一元管理するため、重慶は四川省から分離され、北京・上海・天津に並ぶ4番目の「直轄市」に昇格しました。
つまり、重慶市の境界内部には、高層ビルが林立する近代的な超高層ビル街だけでなく、広大な農村地帯、険しい山岳森林、複数の独立した準都市群が丸ごと内包されています。SNSなどで「世界最大の街を歩いたら山道だった」といった投稿が散見されるのは、この行政区分の特殊性に起因しています。