酢だこさん太郎にタコ不使用の真相!原材料の秘密や最新価格・箱買い事情
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子どもの頃から親しんできたあの真っ赤なパッケージに描かれたタコのキャラクター。商品名にも堂々と「酢だこ」と銘打たれているため、本物のタコをスライスして乾燥させた珍味だと思い込んでいる人は今も後を絶ちません。
結論から明かすと、酢だこさん太郎の原材料にタコは一切使われていません。パッケージ裏面の原材料表示をくまなく確認しても、「タコ」や「蛸」の文字は見当たらず、主原料には「魚肉すり身」と「いか粉」が明記されています。
なぜタコを使っていないのに「酢だこ」を名乗っているのでしょうか。その理由は、昭和の駄菓子文化における開発背景にあります。当時、高価だった海産物の珍味を手軽に子どもたちのお小遣い(1枚10円〜)で味わえるようにと、魚肉すり身をシート状に焼き上げ、酢だこ風の特製調味タレで味付けしたのが始まりです。本物のタコを使わずに「酢だこの味わいと食感」を見事に再現した、駄菓子メーカーの創意工夫の結晶といえます。