リノール酸は敵か味方か?最新栄養学が明かす油の真実と黄金比率
リノール酸は敵か味方か?最新栄養学が明かす油の真実と黄金比率について詳しく解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。
リノール酸は体内で代謝されると、炭素鎖が延長されてアラキドン酸へと姿を変える。アラキドン酸自体は細胞膜の構成要素として重要な役割を担うが、過剰にプールされると生体防御反応が暴走を始める。プロスタグランジンやロイコトリエンといった強力な炎症性生理活性物質(エイコサノイド)が大量に産生されるのだ。
必読記事
医学論文データベースPubMedを検索すれば、過度なオメガ6脂肪酸の摂取が血管内皮の機能不全、動脈硬化、アレルギー性疾患、さらには自己免疫疾患のリスクを高めることを指摘する論文が数千件規模で見つかる。炎症は本来、傷を癒やすための防衛反応だ。しかし、蛇口から水が溢れ続けるようにリノール酸が供給されると、全身で「くすぶり型の微小炎症」が慢性化し、組織を蝕んでいく。