梅シロップのカビ見分け方|白い膜は発酵?青・黒の危険性と救済手順
梅シロップのカビ見分け方|白い膜は発酵?青・黒の危険性と救済手順の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。
Q1:梅シロップの表面に白いフワフワした浮遊物があるのですが、飲んでも大丈夫ですか?
A1:綿毛のようにフワフワとして立体的な厚みがあり、鼻を近づけてホコリ臭やカビ臭がする場合は「白カビ」です。この場合は菌糸が内部に広がっている危険があるため、飲用を避けて廃棄することをおすすめします。一方、平面的で薄い膜状であり、揺らすと崩れて甘酸っぱい香りが漂う場合は「産膜酵母」ですので、加熱殺菌すれば問題なく飲めます。
Q2:発酵して炭酸水のように泡立ってしまいました。お酒になってしまったのでしょうか?
A2:酵母菌が活発に活動した結果、炭酸ガスとともに微量のエタノール(アルコール)が生成されています。家庭菜園レベルの自然発酵ではアルコール度数はごく微量(通常1%未満〜数%程度)にとどまることが多いですが、そのまま放置すると酒税法の範疇に関わるだけでなく、味も劣化します。泡立ちを確認した時点ですぐに梅の実を取り出し、シロップを弱火(80℃〜85℃で15分)で加熱殺菌して酵母の働きを完全に止めてください。
Q3:青カビや黒カビが少しだけ浮いている場合、スプーンですくい取って煮沸すれば飲めますか?
A3:絶対に飲めません。青カビや黒カビが産生するマイコトキシン(カビ毒)は、家庭用のコンロで加熱しても分解されないほど熱に強い性質を持っています。目に見えるカビを取り除いても、シロップ全体に毒素が溶け出している可能性が高いため、健康被害を防ぐために必ず全量を破棄してください。
Q4:梅シロップが傷んでいるかどうか、匂い(腐敗臭)で判別する方法は?
A4:正常な発酵であれば、梅特有のフルーティーな甘酸っぱい香りや、ワインやビールのような爽やかなアルコール臭がします。しかし、雑菌が繁殖して腐敗している場合は、鼻を刺すようなアンモニア臭、ドブや下水を思わせる悪臭、あるいはツンとした強烈な腐敗酸臭(鼻が痛くなるような刺激臭)を放ちます。違和感を覚える嫌な臭いがした場合は、口に含まず廃棄してください。