有馬温泉の名湯「金の湯」!極上の泉質と混雑を避ける入浴の極意
有馬温泉の名湯「金の湯」!極上の泉質と混雑を避ける入浴の極意にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
浴槽を満たす湯は、専門用語で「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」と呼ばれる。海水よりもはるかに高い塩分濃度を誇り、多量の鉄分を含んでいるのが最大の特徴だ。湯口から注がれる湯は空気に触れて酸化し、鮮やかな赤銅色へと変貌する。
この泉質がもたらす温浴効果は圧倒的だ。皮膚に付着した塩分が薄い皮膜を形成し、汗の蒸発をブロックする。湯上がり後も熱が体に閉じ込められ、湯冷めしにくい。冷え性や関節痛に悩む人々が長年この湯を頼りにしてきた理由が、数分浸かっただけで実感できるはずだ。
浴室には「熱湯(あつゆ)」と「ぬる湯」の2つの浴槽が並ぶ。熱湯は44度前後に設定されており、飛び込むには少々気合いがいる。まずはぬる湯でじっくり体を慣らし、成分を肌になじませてから熱湯へ挑むのが通の入り方だ。