目の中に虫が入った・見える時の応急処置と放置Ngの危険サイン
目の中に虫が入った・見える時の応急処置と放置Ngの危険サインの注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
「水で洗ったのに、まだ目の中に何かが残っている気がする」「虫の姿は見えないのにチクチク痛む」――こうした目の異物感が治らない理由には、大きく分けて3つの医学的要因が存在します。
第1に、まぶたの裏側(上眼瞼板下溝)に虫が入り込んで固着しているケースです。まぶたの裏側には深いくぼみがあり、小さなコバエや羽虫の死骸、あるいは千切れた脚や羽が引っかかると、通常の洗眼やまばたきだけでは排出されなくなります。
第2に、虫自体はすでに排出されたものの、擦ってしまったことで角膜に傷(角膜びらん)が残っているケースです。角膜表面には知覚神経(三叉神経)が無数に張り巡らされているため、わずか数マイクロメートルの浅い傷であっても、あたかも「まだ大きな異物が残っている」かのような強いゴロゴロ感や異物感、激しい充血と涙の流出が持続します。
第3に、目 コバエが入った危険性として見逃せないのが「細菌・真菌感染」です。コバエや土壌性の虫は緑膿菌、黄色ブドウ球菌、カビ類などの病原体を媒介しています。傷ついた角膜上皮からこれらの菌が侵入すると、角膜潰瘍や角膜浸潤へと進行し、発症から24〜48時間以内に急激な角膜混濁や視力障害を引き起こす恐れがあります。
以下の症状が1つでも該当する場合は、目の中に虫の放置リスクを避けるため、我慢せずに当日中の眼科受診を強く推奨します。
- 流水や人工涙液で洗っても目の充血・痛みの応急処置で改善せず、チクチクした痛みが引かない
- まぶたが腫れ上がり、光を見ると異常に眩しく感じる(羞明感)
- 黄色や黄緑色の粘り気のある目やに(眼脂)が大量に出る
- 視界が白くかすむ、あるいは視力の低下を自覚する
- 市販の洗眼液を何度も使用してもゴロゴロ感が数時間以上消えない