パーカーの描き方完全攻略!フードの立体感と自然なシワの構造解説

パーカーの描き方完全攻略!フードの立体感と自然なシワの構造解説の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

パーカーは着こなしや視点によって構造の見え方が劇的に変化します。シチュエーションごとの具体的な作画アプローチを整理します。

フードを被った状態の描き方では、頭蓋骨の丸みに布が沿う部分と、頭頂部から離れて三角形の空間を作る部分のメリハリが鍵となります。額から頭頂部にかけては頭の形にフィットしますが、後頭部から首筋にかけては布が突っ張るため、後頭部に空洞ができます。フードのフチには顔を囲むような厚みを描き込み、内側の影を暗く落とすことで、顔の輪郭が引き締まりキャラクターの表情が引き立ちます。

一方、見落とされがちなのがパーカーの後ろ姿の描き方です。背中側から見たフードは、後頭部から背板にかけて三角形(または丸みを帯びた台形)を描いて垂れ下がります。背骨の中央を通るフードの中央縫い目(シームライン)を描き、左右の布が背中の中心に向かって落ち込む「V字のドレープ」を意識すると、背中の広がりと衣服の重量感がリアルに伝わります。

さらに、前開きタイプのジップアップパーカーの描き方では、金属や樹脂でできたファスナー(ジッパー)の硬質なラインが布地の柔らかさと強いコントラストを生み出します。ジッパーを閉めている状態でも、腹部の曲げ伸ばしによってファスナーテープが波打つ「うねり」を表現すると、ポーズに連動した躍動感を付加できます。前を開けて羽織るポーズでは、左右の前身頃が重力で外側へ開き、インナーとの重なりによる深い段差の影を描くことが不可欠です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest