「私が勝つ」アスパラガスの花言葉は怖い?驚きの由来と品種別の真相
「私が勝つ」アスパラガスの花言葉は怖い?驚きの由来と品種別の真相についての疑問解決ガイドをご紹介します。
アスパラガスの花言葉の由来を正しく理解するには、学名であるAsparagus officinalis(オフィシナリス=「薬効のある」「薬局の」を意味するラテン語)に立ち返る必要があります。
古代ギリシャやローマ時代、アスパラガスは食用にとどまらず、痛風、腎臓疾患、寄生虫などを駆除するための貴重な薬用植物として重用されていました。19世紀初頭にアスパラガスから発見されたアミノ酸「アスパラギン酸」をはじめ、毛細血管を強化するルチン、強力な利尿作用を持つサポニンなど、体内の老廃物を強制的に体外へ押し流すデトックス効果が科学的にも実証されています。つまり、体内の病気という「敵を除く」ことで健康を取り戻し、「病魔に対して私が勝つ」という治癒の歓喜が、そのまま花言葉へと昇華したのです。
また、もうひとつの代表的な花言葉である「無変化」にも、植物の生態に根ざした合理的な理由が存在します。アスパラガスは一度植え付けると、地下の太い根茎(クラウン)に養分を蓄え、10年から15年もの長きにわたって毎年春になると寸分違わぬ場所から力強く芽を出し続けます。冬場に地上部が完全に枯れ果てても、春が来れば何も変わらない姿で青々とした若芽を伸ばすその不屈の生態から、「普遍」「無変化」という言葉が冠されました。