囲碁と将棋はどっちが難しい?ルールの違いとプロ棋士の年収格差を徹底比較
囲碁と将棋はどっちが難しい?ルールの違いとプロ棋士の年収格差を徹底比較について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
「囲碁と将棋、どちらが難しいか」という問いに対する答えは、難しさのベクトルによって分かれます。覚えるべき基本ルールの少なさで言えば囲碁が手軽であり、ゲームとしてのゴール地点のわかりやすさで言えば将棋が親しみやすいという特徴があります。
将棋は9×9の盤上で、玉将(王将)を詰めるという明確な標的が存在します。駒ごとに移動できるマス目が異なり、相手から奪った駒を自軍として再利用できる「持ち駒」のシステムが世界的に見ても極めてユニークです。駒の動かし方さえ覚えれば、すぐに相手の王を狙う実戦へと踏み出せます。
一方、囲碁は19×19の盤上で黒白の石を交互に打ち、より広い陣地(地)を確保した側が勝つ陣取りゲームです。「交互に石を置く」「囲んだ相手の石を取れる」「打てない場所(着手禁止点)がある」という極めて簡潔なルールだけで成立しています。しかし、盤面が広大であるため「どこに打つのが正解なのか」という大局観を掴むまでに一定の慣れが必要です。
変化の組み合わせ数という数学的スケールでは、将棋の合法局面数が約10の220乗とされるのに対し、囲碁は約10の360乗に達します。盤面全体の空間認識と直感をフル活用する囲碁と、数十手先までの精密な読み筋を組み立てる将棋――求められる脳の使い方が根本から異なります。