心が叫びたがってるんだ。結末の真相|なぜ恋は破れた?実写との違いも徹底解説
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物語の主人公・成瀬順は、幼少期に何気なく口にした「お父さんがお城(ラブホテル)からお姫様と出てきた」という言葉が引き金となり、両親の離婚を招いてしまいます。去り際の父親から「全部お前のせいじゃないか」と冷酷に言い放たれた順の前に現れたのが、自らの罪悪感が生み出した妄想の具現「玉子の妖精」でした。「二度と人を傷つけないように」とお喋りを封印され、声を出そうとすると激しい腹痛に襲われる呪いをかけられた順は、携帯電話のメールだけを頼りに心を閉ざして生きていくことになります。
高校2年生になった順はある日、担任教師の独断によって「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されます。同時に選ばれたのは、本音を言わずに無気力な日々を送る坂上拓実、チアリーダー部の優等生であり拓実の元恋人である仁藤菜月、肘の故障で自暴自棄になっていた元野球部エースの田崎大樹という、それぞれ心に傷と葛藤を抱えた3人でした。
バラバラだった4人がミュージカル上演に向けて奔走する中で、拓実は「歌なら声が出るかもしれない」と順に助言します。言葉を封じられた順にとって、メロディに乗せて感情を解き放つ歌は唯一の救いとなり、拓実の優しさに触れるうちに、彼女の心には淡い恋心が芽生えていきます。