あなたの足元は大丈夫?活断層の最新リスクと危険度ランキングの真相
あなたの足元は大丈夫?活断層の最新リスクと危険度ランキングの真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。
国土地理院が提供する活断層マップや自治体のハザードマップを見る際、最も注意すべきなのは「断層線が描かれていない地域=安全な場所」ではないという点です。
地表に断層のずれが明瞭に現れる地形(断層崖や食い違い)が存在して初めて、専門家は活断層を特定できます。しかし、大都市圏のように激しい造成や再開発が行われた地域や、堆積物が厚く積もった平野部、森林が深く茂る山間部では、地下の断層が地表に現れない「伏在断層(隠れ断層)」となり、調査の手をすり抜けてしまいます。
2000年の鳥取県西部地震や2008年の岩手・宮城内陸地震、さらに能登半島周辺の海底断層の連動など、近年日本を襲った大地震の多くが、事前の主要断層マップで評価されていなかった「未知の断層」や中小規模断層の連動によって引き起こされました。マップの空白地帯であっても、地表から深さ十数キロメートルの地殻には無数の亀裂が存在しているという前提で備える必要があります。