うなぎのタレの作り方!調味料3つの黄金比と名店プロの煮詰め技
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専門店の秘伝のタレと聞くと、何十年も継ぎ足された複雑な原材料を想像しがちですが、骨格を成すのは「醤油」「みりん」「砂糖」「酒」という日本の伝統的な調味料です。配合比率のバランスによって、関東風のすっきりとしたキレのある味わいにも、関西風の濃厚で甘みが際立つ味わいにも仕立て分けられます。
一般家庭で最も失敗が少なく、万人受けする王道の比率は【醤油:みりん:砂糖:酒 = 6:6:5:2】(容量比)です。みりんと酒に含まれる有機酸とアミノ酸が、醤油の強い塩角をまろやかに包み込み、砂糖が豊かなボディ感と自然なとろみを形成します。甘辛い濃厚さを好む場合は、和歌山の老舗専門店「かわすい」が公開しているレシピのように【濃口醤油:みりん:砂糖:酒 = 8:4:6:1】(醤油400cc、みりん200cc、砂糖300g、酒50ccのバランス)に調整すると、ご飯によく絡む重厚な仕上がりになります。
調味料の選定においては、アルコール分を含まない「みりん風調味料」ではなく、必ず醸造工程を経た「本みりん」と「純米酒」を使用することが決定的な差を生みます。本みりん由来のブドウ糖やオリゴ糖が、加熱によって醤油のアミノ酸と結合し、香ばしいカラメル香を放つ「メイラード反応」を促すためです。