死刑囚や受刑者の心に寄り添う「教誨師」とは?仕事内容や無給の理由
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教誨師とは、刑務所、少年刑務所、拘置所などの矯正施設において、被収容者の希望に応じて宗教上の対話や儀式を行い、精神的な安定と更生を助ける民間の宗教者です。法務省の委嘱を受けて活動しており、刑務所内の規律維持だけでなく、出所後の再犯防止や社会復帰に向けた心の土台を築く重要な役割を果たしています。
具体的な仕事内容は、大きく分けて「個人教誨」と「集団教誨」の2種類が存在します。
個人教誨では、個室で受刑者と1対1で向き合い、日々の悩み、家族への後悔、犯した罪への苦悩などをじっくりと聴き取ります。説教を一方的に押し付けるのではなく、相手の言葉を受け止める傾聴が中心となります。一方の集団教誨では、同じ宗派や希望を持つ受刑者が講堂などに集まり、読経や礼拝、講話などを通じて道徳心や心の平穏を養います。