続く微熱と関節痛の正体は?膠原病の初期症状と受診目安を徹底解説
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「膠原病」と「関節リウマチ」の関係について混同されている読者は少なくありません。学術的・医療的な位置づけを明確にすると、関節リウマチは膠原病の代表的な一疾患です。膠原病という大きな疾患グループの傘の下に、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性筋炎・皮膚筋炎、全身性強皮症などが含まれています。
それぞれの疾患によって主戦場となる臓器や好発年齢、血液検査で陽性となる抗体が異なります。国内の臨床現場における客観的指標を以下の比較表にまとめました。
疾患名好発年齢・男女比特徴的な初発症状代表的な検査異常値指定難病認定関節リウマチ (RA)40〜50代にピーク
女性:男性 = 約4:1多発性・対称性の関節炎、朝のこわばり、滑膜炎抗CCP抗体高値、RF(リウマトイド因子)陽性、CRP上昇原則対象外(一部合併症を除く)全身性エリテマトーデス (SLE)20〜40代の若年層
女性:男性 = 約9:1蝶形紅斑、日光過敏症、持続する微熱、ループス腎炎抗ds-DNA抗体陽性、抗Sm抗体陽性、補体価(C3/C4)低下指定難病(告示番号49)全身性強皮症 (SSc)30〜50代
女性:男性 = 約10:1鮮明なレイノー現象、手指の硬化・ソーセージ様腫脹抗Scl-70抗体陽性、抗セントロメア抗体陽性指定難病(告示番号51)シェーグレン症候群 (SS)40〜60代
女性:男性 = 約14:1ドライアイ、ドライマウス、唾液腺・涙腺の腫れ抗SS-A抗体陽性、抗SS-B抗体陽性、高ガンマグロブリン血症指定難病(告示番号53)多発性筋炎・皮膚筋炎 (PM/DM)50代前後(小児期にも一部)
女性:男性 = 約3:1近位筋の脱力(階段が登れない・腕が上がらない)、ヘリオトロープ疹筋原性酵素(CK/クレアチンキナーゼ)著効高値、抗Jo-1抗体陽性指定難病(告示番号50)