等容性収縮期の仕組みとは?弁の開閉と心室内圧をプロが徹底解説!
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Q1:等容性収縮期の最中に、心室内の血液が心房へ逆流しないのはなぜですか?
A1:乳頭筋と腱索(けんさく)が強力に働いているためです。心室が収縮すると同時に乳頭筋も収縮し、房室弁の弁尖を心室側から強く引っ張ることで、高圧に押されて弁が心房側へめくれ返る(逸脱する)のを防いでいます。
Q2:等容性収縮期と等容性弛緩期で、心室容積が大きいのはどちらですか?
A2:等容性収縮期です。等容性収縮期は血液が満タンに入った状態(拡張末期容積:約120ml)で行われます。一方、等容性弛緩期は血液を全身へ絞り出した直後(収縮末期容積:約50ml)に行われるため、容積は小さくなります。
Q3:心電図のT波は等容性収縮期と関係がありますか?
A3:直接関係するのはT波ではなくQRS波です。T波は心室の再分極(電気的な回復)を表す波であり、心周期では「駆出期の後半から等容性弛緩期の開始」にかけて出現します。等容性収縮期は心室の脱分極直後であるQRS波の直後に対応します。