「失われるかもしれない絶景」大分・奈多海岸の海中鳥居が問いかける、観光と環境保全の新たな境界線

「失われるかもしれない絶景」大分・奈多海岸の海中鳥居が問いかける、観光と環境保全の新たな境界線の要点を詳しく解説してご紹介します。

奈多海岸を語る上で外せないのが、海岸のすぐそばに鎮座する奈多八幡宮だ。天心に向かってそびえる本殿から海へと視線を移すと、沖合の岩場「市杵島(いきしま)」に立つ鳥居が目に飛び込んでくる。潮が満ちると、まるで海原に鳥居だけが浮かんでいるかのような幻想的な光景が現れる。

この景色は、かつて宇佐神宮の行事と深い関わりを持っていた歴史的な聖域でもある。朝霧が立ち込める早朝や、夕日が水平線を黄金色に染める時間帯には、カメラを抱えた旅行者が静かにシャッターチャンスを待つ姿が日常となった。しかし、その静寂の裏で、地域の人々は押し寄せる観光客との距離感に頭を悩ませている。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest