あの夏の日飛んでろじいちゃんの真相|大林宣彦の名作がバズる理由
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映画公開から数年が経過した2000年代初頭、テキスト系インターネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」において、このタイトルは独自の文脈で注目を集めることになります。
発端となったのは「声に出して読みたい映画のタイトル」「タイトルだけで爆笑した作品挙げてけ」といったスレッドでした。数多くの長編映画や洋画の珍邦題が並ぶ中、突如として書き込まれた『あの、夏の日 とんでろ じいちゃん』というフレーズは、そのリズミカルな語感とシュールな情景描写力によってスレッドの住民に絶大なインパクトを与えました。
当時のネットコミュニティでは、「おじいちゃんがロケットのように空を飛んでいるのか」「どんな狂気の設定なんだ」といった初見の勘違いによるツッコミが殺到。テキストのコピペとして定着し、いわゆる「ネットミーム」として独り歩きを始めました。
やがてTwitter(現X)をはじめとするSNS時代に突入すると、夏が訪れるたびに「夏になると必ず思い出す映画タイトル」としてスクリーンショットやレビューサイトのリンクが拡散。2026年現在に至るまで、平成ネットカルチャーを代表する名フレーズとして愛され続けています。