飛んでいる矢は止まっている?ゼノンの詭弁を現代物理学が完全論破
飛んでいる矢は止まっている?ゼノンの詭弁を現代物理学が完全論破についての最新情報をお届けします。
Q1:ゼノンのパラドックスを最も簡単に一言で言い負かすにはどう言えばいいですか?
A1:「時間がゼロの瞬間に動いていないのは当たり前であり、それは『動いていない』のではなく『瞬間の速度を持っている』状態である」と指摘するのが最も的確です。写真の一コマを見て「車が止まっている」と言うのと同じ勘違いであることを例え話で説明すると、誰でも直感的に理解できます。
Q2:時間の最小単位(プランク時間)が存在するなら、世界はやっぱりコマ送りなのでは?
A2:現代物理学には約10のマイナス43乗秒という「プランク時間」が存在しますが、これは現在の理論で記述できる限界値であり、時間がデジタル時計のようにカクカクと不連続に刻まれていると確定したわけではありません。仮に時間が離散的(デジタル)であったとしても、状態の変化量が定義されるため、ゼノンが言うような「静止」の論拠にはなりません。
Q3:なぜアリストテレスはゼノンの論理を論破できなかったのですか?
A3:アリストテレスは「時間は静止した瞬間の寄せ集めではなく連続したものである」と看破し、ゼノンの誤りを哲学的に強く批判しました。しかし、当時の学問には微積分や極限の計算手法がなかったため、「動いている」ことを数学的・物理学的に証明しきるまでに2000年以上の歳月を要することになりました。