感染症分類の覚え方|1類〜5類を語呂合わせと最新法改正で完全攻略
感染症分類の覚え方|1類〜5類を語呂合わせと最新法改正で完全攻略を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。
4類と5類は疾患数が非常に多いため、すべてを語呂合わせで覚えるのは非効率です。「媒介形態」と「社会的な監視目的」というロジカルな切り分けで整理します。
4類感染症:動物・昆虫・土壌媒介型(人から人へは原則うつらない)
4類感染症の根底にある共通概念は、「人から人への直接感染は基本的に稀で、動物、昆虫(蚊・ダニ)、土壌・環境を介して感染する」という点です。
- 蚊媒介:デング熱、日本脳炎、ジカウイルス感染症、黄熱、マラリア、ウエストナイル熱
- ダニ媒介:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ツツガムシ病、ライム病
- 動物・人獣共通:狂犬病を除く動物由来感染症(ブルセラ症、Q熱、炭疽、野兎病、エキノコックス症)
- 環境・水系:レジオネラ症、ボツリヌス症、破傷風、A型肝炎、E型肝炎
「動物や虫に刺されて罹る病気、および破傷風やレジオネラなどの環境感染はすべて4類」とインプットしてください。ただし、狂犬病だけは致死率ほぼ100%のため「1類」に指定されているという例外は、試験での超頻出トラップです。
5類感染症:日常的・蔓延防止のためのサーベイランス対象
5類感染症は、国が感染症の発生動向を調査(サーベイランス)し、国民や医療機関に必要な情報を提供して蔓延を防ぐ疾患群です。
把握方法によって2つに大別されます。
- 全数把握疾患(全数を届出):侵襲性髄膜炎菌感染症、風しん、麻しん(はしか)、梅毒、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症、急性脳炎、劇症型溶連菌感染症(STSS)、破傷風を除く後天性免疫不全症候群(HIV/AIDS)、ウイルス性肝炎(A・E型を除くB型・C型など)
- 定点把握疾患(指定医療機関のみ報告):インフルエンザ(季節性)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、手足口病、感染性胃腸炎(ノロ・ロタ)、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、水痘、百日咳など