「豪快で頑固」は嘘?九州男児の本当の性格と最新恋愛観を徹底解剖
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かつて九州の男性像を決定づけたのは、西郷隆盛のような包容力と決断力、あるいは福岡出身の名優・高倉健が演じた「不器用ですから」という寡黙な美学だった。これらは九州地方の誇るべきアイデンティティとして語り継がれてきたが、現代の若年層・ミドル層において「無口で感情を出さないこと」はもはや美徳とみなされていない。
世界的な大ヒットを記録したNetflixの相撲ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』では、福岡出身の主人公が荒々しい闘志の裏に家族への屈託のない愛情と脆さをのぞかせ、国内外で大きな共感を呼んだ。粗暴さではなく、内に秘めた人間味と純粋さ。この描写こそ、旧来のステレオタイプを脱ぎ捨てた現代のリアルな九州気質に近い。
博多の明太子づくりに情熱を捧げた夫婦の絆を描く名作劇『めんたいぴりり』の世界観にも通じるように、表向きは豪快に見えても、家庭内では妻の意見に耳を傾け、誰よりも身内を大切にするのが本来の土壌である。頑固一徹という看板は外され、いまや親しみやすさと素直さが前面に出る時代となった。