70代の血圧正常値はどこまで許容?140超の危険性と最新基準を徹底解説
70代の血圧正常値はどこまで許容?140超の危険性と最新基準を徹底解説について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」などの統計を見ると、70代における収縮期血圧の平均は男性で約135〜140mmHg、女性で約132〜138mmHg前後を推移しています。女性は閉経後に血管を保護する女性ホルモン(エストロゲン)が減少するため、70代女性の血圧平均値は急上昇し、70代男性の血圧基準とほぼ同等レベルに達します。
また、70代になると「上の血圧(最高血圧)が150なのに、下の血圧(最低血圧)は65しかない」というように、上下の差(脈圧)が大きく広がる現象が頻繁に見られます。これは加齢に伴う大動脈の硬化が原因で起こる「孤立性収縮期高血圧」と呼ばれる状態です。
70代における最高血圧と最低血圧の目安としては、最高血圧が目標値(130〜140未満)に収まりつつ、最低血圧が60〜80mmHg程度で安定している状態が理想的です。最低血圧が極端に低すぎる場合(60未満など)は、心臓の冠動脈へ血液を送り込む力が弱まっている可能性があるため、全体のバランスを考慮した管理が求められます。