一里は何キロ?約3.93Kmの理由と徒歩時間・中国との違いを徹底解説
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「里」という漢字を用いた単位はアジア圏で広く使われてきましたが、国や時代によってその実長には巨大な開きがあります。特に日本と中国の「里」の差異を混同すると、古典文学やことわざの解釈で決定的な誤解を生む原因となります。
単位・地域詳細・数値データ徒歩換算・基準編集部の見解・評価日本の「一里」(尺貫法)約3.927km(36町)徒歩 約50〜60分江戸時代に確立。旅人の1時間歩行距離に合致した実用的な区切り。日本の「一町」(尺貫法)約109.09m(60間)徒歩 約1分20秒街区の区画割や田畑の面積基準として重用された中間単位。現代中国の「一里」(市里)ちょうど500m(0.5km)徒歩 約6〜7分1929年にメートル法と平仄を合わせ「1km=2里」と規定された。中国古典(唐代など)の「一里」約450m〜530m前後徒歩 約6〜8分当時の1里は300歩(または360歩)で構成され、日本の里の約1/8。
老子の言葉として有名な「千里の道も一歩から」という故事成語における「千里」は、中国基準で換算すると約500km(東京から大阪までの直線距離程度)を指します。もしこれを日本の尺貫法(1里=約3.93km)で計算してしまうと、約3,927km(北海道から沖縄を越える距離)という途方もない数字になり、原典が伝えたかった現実的な長旅のニュアンスから乖離してしまいます。