絵の具の黒がない!三原色と補色で作る濁らない黄金比率とプロ直伝の混色術
今注目を集めている 絵の具の黒がない!三原色と補色で作る濁らない黄金比率とプロ直伝の混色術について、主要な情報を整理して公開しています。
多くの人が「三原色を混ぜても黒にならず、くすんだ焦げ茶色になってしまう」と悩む原因は、各色の配合バランスにあります。ネット上では「等量ずつ混ぜる」という情報も見受けられますが、実際の顔料特性を考慮すると等量混合ではほぼ確実に失敗します。
数多くの調色検証から導き出された、真っ黒な絵の具の配合における黄金比率は以下のバランスです。
【濁らない黒を作る黄金比率】
・青(シアン・ウルトラマリン・フタロブルーなど):55〜60%
・赤(マゼンタ・クリムソン・カーマインなど):30〜35%
・黄(イエロー・パーマネントイエローなど):10〜15%
配合の鍵を握るのは「青の圧倒的な比率」です。黒という色は極限まで明度を落とした状態であるため、最も暗い色である青を全体の半分以上占める割合でベースに据える必要があります。赤を加えて明度を下げつつ色相環の対角へ引っ張り、最後に黄色をごくわずか加えることで彩度を完全に打ち消し、無彩色に近い漆黒を完成させます。
さらに「濁らない黒の作り方」を極めるためには、使用する顔料の透明性と純度を見極めることが欠かせません。白や余計な体質顔料が混ざったパステル調の絵の具を使ってしまうと、混色した瞬間に彩度だけでなく透明感まで失われ、重苦しい灰色混じりの泥色になってしまいます。黒を作る際は、パッケージ裏面の単一顔料表示を確認し、できる限り混じりけのない純色同士を混ぜ合わせることが鉄則です。