『ポカホンタス』差別批判の真相|実話改変とディズニープラス警告の理由
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ディズニー長編アニメーション第33作として制作された『ポカホンタス』は、スタジオ初の実在の人物を題材にした作品でした。しかし、公開当初から先住民族団体や歴史学者から激しい反発を招くことになります。最大の争点は、「白人による侵略と虐殺の歴史を、美しい異文化交流のラブストーリーへとすり替えた」点にあります。
劇中では、イギリス人開拓者のジョン・スミスと先住民族の娘ポカホンタスの間にロマンスが芽生え、両者の対立を超えた愛が描かれます。しかし、このプロット自体が侵略側の都合の良いファンタジーであり、土地を奪われ虐殺された先住民側の痛みを不可視化していると指摘されてきました。
さらに、作中の劇中歌『野蛮人(Savages)』では、入植者と先住民双方が互いを「野蛮人」と罵り合う構図が取られています。これが「侵略する側とされる側の非対称性を無視し、両者を同列の争いとして描く悪質な歴史修正である」との批判を決定づけました。