映画『35年目のラブレター』西畑保が夜間中学で紡いだ奇跡の真実
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この重厚なストーリーに血を通わせたのが、落語家であり俳優としても圧倒的な存在感を誇る笑福亭鶴瓶と、気品溢れる演技で魅了する原田知世のコンビだ。笑福亭鶴瓶は西畑氏の泥臭くも愛らしい人柄を見事に表現。不器用だが真っ直ぐな愛を全身で演じきった。
一方、原田知世は夫を陰で支え、時に優しく背中を押す妻の眼差しを繊細に体現している。二人が醸し出すリアルな夫婦の空気感は、単なる再現の域を超えた至高のヒューマンドラマへと作品を昇華させた。