支保工とは?足場との違いや種類・安衛法の安全基準を徹底解説
支保工とは?足場との違いや種類・安衛法の安全基準を徹底解説に関する質問を徹底的にまとめました。最新データをご確認ください。
Q1:支保工と足場を現場で兼用(部材を共用)することは法的に可能ですか?
A1:原則として厳格に区別して運用する必要があります。足場部材の一部(単管パイプ等)を支保工の補強用水平つなぎとして使用することはありますが、作業通路としての足場にコンクリート荷重や土圧を直接受けさせる設計は労働安全衛生規則上認められません。構造計算を行い、支保工としての耐力基準を満たした専用設計を行う必要があります。
Q2:パイプサポートを安全に使用するための高さ制限や注意点は何ですか?
A2:パイプサポートは原則として高さ3.5メートルを超える場合は、2メートル以内ごとに水平つなぎを2方向に設け、支柱の座屈を防止しなければなりません。また、ボルト留めなしでの継ぎ足しや、3本以上の連結使用は法律で固く禁止されています。高さが極端に高い場合は、パイプサポート単体ではなく、システム支保工や枠組支保工への設計変更が必要です。
Q3:型枠支保工の組立て等作業主任者はどのような規模の工事で選任が必要ですか?
A3:支柱の高さや面積の大小にかかわらず、型枠支保工(支柱を取り外すまでのすべての支持構造)の組立て、解体、変更作業を行う作業場においては、労働安全衛生法施行令第6条に基づき、規模を問わず必ず作業主任者を選任して直接指揮させなければなりません。
Q4:支保工の解体はどのタイミングで行うのが正しい手順ですか?
A4:現場打ちコンクリートが所定の設計基準強度を発現したことを、現場と同条件で養生した供試体の圧縮強度試験によって確認した後に解体します。手順としては、梁下やスラブ中央の荷重集中部を最後に抜き、周辺の拘束を外側に逃がしながら、衝撃を与えないようサポートのジャッキを徐々に緩めて撤去します。