ローズマリー木質化の復活術!強剪定の時期と失敗しない切り戻し
今注目を集めている ローズマリー木質化の復活術!強剪定の時期と失敗しない切り戻しについて、主要な情報をご紹介しています。
ローズマリーを育てていると、2〜3年目を境に株元から徐々に緑色が失われ、ゴツゴツとした樹皮に覆われていきます。この変化に対して「水不足で枯れてきたのではないか」と不安になり、過剰な水やりを行って根腐れを引き起こしてしまう事例が頻発しています。まずは幹が茶色くなる理由を正しく理解することが、再生への第一歩となります。
植物分類上、ローズマリーは草花(一年草・多年草)ではなく「常緑小低木」に分類されます。年数を重ねるにつれて茎の内部で維管束形成層が活発に分裂し、リグニンという高分子化合物が蓄積することで細胞壁が強固になります。これがローズマリー木質化と呼ばれる生体防御および構造強化のメカニズムです。自重を支え、強風や乾燥から身を守るための正常な成長プロセスであり、病気や枯死ではありません。
問題となるのは、木質化した部位の性質です。柔らかい緑色の枝には節ごとに旺盛な芽吹きの能力が備わっていますが、完全に樹皮が厚くなった木質部には活動可能な「不定芽(ふていが)」が極めて少なくなります。この生理的特性を把握せずにノコギリや剪定バサミで根元近くまでバッサリ切ってしまうと、新芽が出ない原因となり、そのまま株全体を枯死させてしまう事態に陥ります。