骨折超音波治療は効果なし?4割早く治る真相と保険適用の全条件
骨折超音波治療は効果なし?4割早く治る真相と保険適用の全条件の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
超音波骨折治療を実践するにあたっては、「整形外科へ毎日通院して照射するか」「専用機器をレンタルして自宅で照射するか」という運用面の選択を迫られます。通院頻度や移動負担、トータルコストを比較検証した結果が以下のデータ一覧です。
医療現場で最も広く導入されているのが、帝人ヘルスケアが展開する低出力パルス超音波セーフス(SAFHS)などの小型ポータブル機器です。片手で持てるコンパクトな設計で、あらかじめ設定されたタイマーにより20分が経過すると自動で停止します。
整形外科での照射時間と通院頻度を考慮した際、最大の障壁となるのが「骨折している状態で毎日クリニックへ通う肉体的苦痛」です。松葉杖をつきながら、あるいは骨折した腕を吊りながら毎日のように通院し、混雑した待合室で待たされる生活は、数週間で患者のモチベーションを枯渇させます。そのため、保険適用条件を満たしているならば、病院からセーフス等の機器を貸与してもらい、自宅のリビングや寝室で就寝前に照射する「在宅自己管理」を選択するのが治療継続率の観点から最も確実です。
一方、手術をしていないため保険が効かない患者であっても、超音波骨折治療器の自宅レンタル費用(月額1万数千円〜3万円程度)を自費で支払って手配するケースが急速に増加しています。1ヶ月早く職場復帰できることによる経済的メリットや、通院にかかる交通費・移動時間を天秤にかけた場合、自費レンタルであっても十分に費用対効果に見合うと判断する患者が多い実情を裏付けています。