「気づいた」英語の使い分け真相!NoticeとRealizeの決定的差
「気づいた」英語の使い分け真相!NoticeとRealizeの決定的差にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
インターネット上の英語解説サイトにおいて、しばしば曖昧に解説されているのがfind outとrealizeの違い、そしてrecognizeとの境界線です。ここを取り違えると、知的な会話において教養を疑われかねないリスクがあります。
「気づいた」を安易にfind outと英訳してしまうケースが見受けられますが、find outの本質は「知らなかった情報や事実を、調べたり耳にしたりして知る(発見する)」ことです。自分自身のうっかりミスや内省に対してfind outを使うことはできません。たとえば、「自分が鍵を忘れたことに気づいた」を「I found out that I forgot my keys.」と言うと、まるで私立探偵に調査を依頼して自分の忘れ物が判明したかのような滑稽な響きを与えてしまいます。この場合は、Weblio英会話コラムでも紹介されている定番表現のように、I realized that I left my keys at home.(あるいは名詞形を用いた I had a sudden realization...)とするのが正しい言語運用です。
さらに、「街で見かけた知人に気づく」という状況も盲点になりがちです。日本語の「気づく」に引っ張られてnoticeを使ってしまいがちですが、過去の記憶データと目の前の人物を一致させる作業はrecognizeの領域です。「I recognized him at the station.(駅で彼だと気づいた/見分けがついた)」と言うのが自然であり、「I noticed him」と言ってしまうと、「単にその場所に男の人が立っているのを目撃した」という無機質な描写にとどまってしまいます。