緊迫する東アジアで再評価される「平和の絆」――日韓の未来を拓く歴史の遺産とは

緊迫する東アジアで再評価される「平和の絆」――日韓の未来を拓く歴史の遺産とはの詳細解説をご紹介します。役立つ情報が満載です。

かつて日本と朝鮮半島の間には、埋めがたい深い溝があった。秀吉による二度の出兵は、半島の人々に甚大な被害をもたらし、両国の関係は完全に破綻していた。しかし、その後に政権を握った徳川家康は、対馬藩を介して粘り強く国交回復を模索する。そこで結実したのが、通信使の派遣だった。

「通信」という言葉には、「信(まこと)を通わす」という意味が込められている。武力による威嚇ではなく、互いの主権と文化を尊重し合う対等な関係。これこそが、両国が約200年間にわたり一度も戦火を交えることなく、平和を維持できた最大の理由である。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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