肩を上げるイラストの違和感を解消!鎖骨連動の描き方とポーズ構造

肩を上げるイラストの違和感を解消!鎖骨連動の描き方とポーズ構造の総合ガイドを解説します。役立つ情報が満載です。

作画コミュニティやSNSの添削企画で最も多く指摘されるのが、「肩の関節をコンパスの軸のように固定したまま腕のパーツだけを回転させてしまう」というミスです。人体デッサン肩関節の動きにおいて、上腕骨だけが単独で動くことはありません。腕を上に持ち上げる、あるいは首をすくめるといった動作では、必ず「鎖骨」と「肩甲骨」がセットで上方にスライドします。

医学・美術解剖学の分野で「肩甲上腕リズム」と呼ばれるこの現象では、腕を90度以上高く掲げる場合、関節の動きの約3分の1を肩甲骨の回転が担っています。つまり、肩を上げるポーズを描くときは、首の付け根から肩先を結ぶラインが水平を保つのではなく、首に向かってV字型に持ち上がるのが自然な人体構造です。この連動を無視して胴体に腕だけを貼り付けると、いわゆる「肩外れ」と呼ばれる平面的で不気味なデッサン崩れが生じてしまいます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest