立ちくらみの正体は?貧血と低血圧の違いと見分け方を徹底解説
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貧血と低血圧の決定的な違いを一言で表現するなら、貧血は「血液の質(成分)」の問題であり、低血圧は「血液を巡らせるポンプの力(圧力)」の問題です。
貧血は、血液中で酸素を全身に運ぶ役割を持つ「ヘモグロビン」や赤血球が減少した状態を指します。いわば、道路を走る「酸素配送トラックの台数自体が足りていない」状態です。その結果、全身の細胞や脳が慢性的な酸素欠乏に陥り、だるさや息切れといった症状が現れます。
一方の低血圧は、心臓が血液を押し出す圧力が弱く、血管壁にかかる圧力が標準より低い状態です。こちらはトラックの台数には問題がないものの、「配送トラックを送り出すエンジンの推進力やスピードが弱い」状態といえます。特に重力に逆らって心臓より高い位置にある脳へ血液を送り届ける力が不足するため、脳への血流が一時的に滞ってふらつきや立ちくらみを引き起こします。