中村小山三は何が凄い?十八代目勘三郎を支え続けた“伝説の名女形”の真相
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小山三の役者人生において、最も濃密で劇的だったのが十八代目 中村勘三郎(五代目 中村勘九郎)との関係です。勘三郎が生まれた瞬間から見守り、幼少期の手の引き方から舞台の所作までを教え込んだ小山三は、勘三郎にとって「もう一人の母親」であり「最大の理解者」でした。
勘三郎が立ち上げた革新的な劇場空間「平成中村座」において、小山三はなくてはならないマスコット的存在にして精神的支柱でした。『法界坊』のおくみ付き下女や『夏祭浪花鑑』の下剃三吉女房など、どんな場面でも客席を一瞬で沸かせ、海外公演(ニューヨーク、ワシントン、ベルリン、ルーマニアなど)でも現地の観客から「KOYAMAZO!」とスタンディングオベーションで迎えられました。
カーテンコールで十八代目勘三郎が小山三の手を引いて中央に招き、満面の笑みでハグを交わす姿は、平成中村座の象徴的な名シーンとして語り継がれています。