イグアナは本当になつく?甘えサインの真相と飼い主が知るべき飼育の鉄則
イグアナは本当になつく?甘えサインの真相と飼い主が知るべき飼育の鉄則に関する質問を徹底的にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
昨日まで大人しく腕に乗っていたイグアナが、ある日突然激しく威嚇し、流血沙汰の事故を起こすことがあります。その背景には、生理現象と環境要因による明確なメカニズムが存在します。
性別による気性の劇的変化(オスメスの違い)
イグアナの性格のオスメスの違いは、性成熟を迎える生後2〜3年目(全長1メートル前後)から顕著になります。
- オス(雄):繁殖期に入るとテストステロン(男性ホルモン)が急激に分泌され、体色が鮮やかなオレンジ色に変化します。この時期は縄張り意識が異常に研ぎ澄まされ、普段懐いている飼い主であっても「縄張りを侵す敵雄」と見なして猛烈に襲いかかることがあります。
- メス(雌):オスほどの突発的凶暴化は少ないものの、無精卵を抱卵する時期には神経質になり、床材を掘る行動や食欲不振が見られます。
噛まれた場合の対処と予防策
イグアナの歯は細かな鋸状(ノコギリ状)になっており、噛まれた状態で無理に手を引き抜くと皮膚が裂傷し重傷を負います。イグアナが噛む理由と対処法として、万が一噛みつかれた際は「決して腕を引かず、冷水をかけるか、アルコールを含ませた脱脂綿を鼻先に近づけて自発的に口を開かせる」のがエキゾチック診療現場の鉄則です。傷口は水道水で徹底洗浄し、サルモネラ菌感染を防ぐため速やかに医療機関を受診してください。
室内散歩(部屋んぽ)における3大事故要因
運動不足解消や日光浴のためにケージ外を歩かせる際、イグアナの部屋んぽの注意点として以下のリスク管理を徹底しなければなりません。
- 誤飲・異物摂取:床に落ちている髪の毛、プラスチック片、観葉植物(ポトスなどは有毒)を舌で巻き取って飲み込み、腸閉塞を起こす事故が後を絶ちません。
- 高所からの落下・隙間侵入:カーテンや家具を器用に登りますが、エアコンの裏や家具の狭小な隙間に挟まり自力で出られなくなるケースが多発します。
- 温度ショック:日本の一般家庭の床付近は20℃以下に冷え込んでいることが多く、長時間の部屋んぽは消化不良や呼吸器疾患の引き金となります。