【20世紀少年】ともだちの正体は誰?漫画と映画で結末が違う衝撃の真相

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『20世紀少年』の物語を読み解く上で最も読者を混乱させるのが、「ともだち」が途中で入れ替わっているという事実です。作中における巨悪は決して単一の人物ではなく、フクベエ(服部哲也)とカツマタ君(勝俣忠信)という2人の少年期の因縁が引き継がれた結果でした。

物語の前半から「血の大みそか」(2000年12月31日)を経て世界を掌握していく1人目の「ともだち」はフクベエです。彼は小学校時代から卓越した演技力と自意識過剰な承認欲求を持ち、スプーン曲げ少年として脚光を浴びようと画策していました。万丈目胤舟を抱き込み、秘密基地の「よげんの書」を模倣して細菌兵器テロを主導した首謀者です。しかし、フクベエは2014年、理科室で幼なじみのヤマネ(山根昭夫)に拳銃で撃たれて絶命します。

その後、白昼の新宿で行われた国葬の最中に「奇跡の復活」を遂げ、ローマ法王を凶弾から救う自作自演を経て「世界大統領」へと登りつめた2人目の正体がカツマタ君です。小学館のオフィシャルファンブックや完結編『21世紀少年』の描写が示す通り、2人目のマスクの下にいたのは、フクベエの死後、そのカリスマ性と宗教組織「友民党」を完全に引き継いだ別の人物でした。

カツマタ君は、かつてフクベエの影のような存在であり、佐田清志(サダキヨ)と同様にナショナルキッドのお面を被らされていた「顔を奪われた子ども」でした。万丈目すらも「フクベエが蘇った」と信じ込まされていましたが、中盤以降の冷酷かつ無差別な地球規模の大量破壊計画は、フクベエ個人の虚栄心を超えた、カツマタ君特有の「世界への根深い絶望」によって加速していったのです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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