ブユとは?ブヨやアブとの違いと刺された時の激しい腫れ・対処法を解説
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アウトドアの現場で耳にする「ブユ」「ブヨ」「ブト」という名称は、実はすべて同じハエ目(双翅目)ブユ科に属する小型の昆虫を指しています。学術的な標準和名は「ブユ(蚋)」ですが、関東を中心とする東日本では「ブヨ」、関西をはじめとする西日本では「ブト」と呼ばれることが多く、地域による方言の違いです。
成虫の体長は約2〜5ミリメートルと非常に小さく、丸みを帯びた黒っぽいハエのような外見をしています。蚊のように飛翔時の羽音がほとんど聞こえないため、肌にとまっても気づきにくいのが特徴です。水質汚染に極めて弱く、幼虫期は清涼な流水中でしか生息できないため、自然豊かな山間部や渓流沿い、高原のキャンプ場が生息地の中心となります。
発生時期は3月から10月頃にかけて長く続きますが、特に春先から初夏、そして秋口に活動が活発化します。1日の中での活動時間は、気温が下がる朝マズメ(日の出前後)と夕マズメ(日没前後)、および曇天や雨上がりの湿度の高い時間帯に集中します。炎天下の日中は草陰などに潜んでいるため、涼しい時間帯の行動時には格別の警戒が必要です。