モロー反射の原因とは?激しいビクつきの理由と点頭てんかんの見分け方
モロー反射の原因とは?激しいビクつきの理由と点頭てんかんの見分け方に関する疑問を丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。
Q1:モロー反射と驚愕反射(スタートル反射)は何が違うのですか?
A1:モロー反射は「両手をパッと広げてから抱きつくように戻す」二相性の動きが特徴の乳児特有の原始反射です。一方、驚愕反射は突然の大きな音などに対して全身を一瞬ビクッと収縮させる反応で、大人になっても生涯残り続けます。生後4〜6ヶ月を過ぎるとモロー反射は消失し、驚愕反射へと統合されていきます。
Q2:寝ている時に手足がピクピク小刻みに震えるのもモロー反射ですか?
A2:手足の先端が小刻みに細かく震える現象は「ジッタネス(Jitteriness)」や「入眠時ミオクローヌス」と呼ばれ、モロー反射とは別物です。新生児の神経系が未成熟なために起こる生理的現象であり、手足を軽く手で包み込んで固定したときに震えが止まるようであれば心配ありません。手を握っても震えが止まらない場合は受診を検討してください。
Q3:モロー反射がほとんど見られないのですが、発達に問題はありますか?
A3:あまりに刺激に動じない、あるいは反射が全く誘発されない場合、筋緊張の低下や中枢神経系の異常、重度の聴覚障害などが隠れているケースがあります。生後1ヶ月健診などで医師が必ず確認する項目のひとつですので、気になる場合は健診時に「反射が弱いように感じる」と伝えて診察を受けてください。