モンクレールポロシャツはダサい?時代遅れと噂される真相とリアルな評判

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「モンクレールのポロシャツを着ている男性を見ると、どうしても身構えてしまう」――都内大手IT企業に勤める30代女性が苦笑交じりに語ったこの言葉に、ネット上で囁かれる酷評の本質が集約されています。なぜ世界最高峰のプレミアムブランドが、一部で「ダサい」「痛い」と揶揄されてしまうのか。取材を進めると、3つの明確な要因が浮かび上がってきました。

第1の要因は、「2010年代のイケイケ系オヤジファッション」の強烈な残像です。かつて一世を風靡した男性ファッション誌が牽引した「ちょい不良(ワル)オヤジ」ブームにおいて、モンクレールのポロシャツは象徴的なユニフォームでした。肉体を過剰に強調するピチピチのタイトフィット、立てられた襟の裏に見えるトリコロール、そして短すぎるショートパンツに素足履きのローファー。この完成されすぎたコテコテの様式美が、現代のミニマルかつリラックス感を尊ぶ価値観と真っ向から衝突し、「一昔前の古いセンス」として記憶に焼き付いてしまっているのです。

第2の要因は、胸元に鎮座する「モンクレールのロゴワッペン」が醸し出す顕示欲です。袖や胸に大きく配置されたフェルト製のワッペンは、ひと目で高級ブランドと識別できる反面、「虎の威を借る狐」「ブランドの名前にお金を払っているだけ」という冷ややかな視線に晒されやすいリスクを孕んでいます。

第3の要因は、急激なファッション文脈のパラダイムシフトです。華美なロゴで身を固めるストリート全盛期が落ち着きを見せ、素材の上質さや控えめな美しさを重視するトレンドが定着した現在、ブランドアイコンを前面に押し出すスタイルそのものが「時代遅れ」と受け取られやすくなっています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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