体重計の体脂肪率はあてにならない?朝晩で激変する真相と測り方
体重計の体脂肪率はあてにならない?朝晩で激変する真相と測り方についての疑問解決ガイドをご紹介します。
体脂肪の測定精度は、使用する機器の構造や電極数によって明確な階層構造が存在します。日常で使われる簡易的な足電極タイプから、医療現場で用いられるゴールドスタンダードまでを比較したデータは次の通りです。
日本国内の二大メーカーであるタニタ体組成計の評判とオムロン体重体組成計の傾向を比較すると、技術的なアプローチに興味深い違いが見受けられます。
タニタは世界で初めて乗る方式の体脂肪計を市販化したパイオニアであり、2つの異なる周波数を使い分ける「デュアル周波数測定」を民生機へいち早く導入しました。細胞内液と細胞外液の比率を捉えることで、筋肉の質(筋質点数)を可視化する機能に強みがあります。アスリートやトレーニング層からの支持が厚く、実態値にシビアな数値を出す傾向が指摘されます。
対するオムロンは、医療用ネブライザーや血圧計で培った生体センシング技術を強みとしています。長年蓄積された日本人被験者の臨床データベースに基づく統計アルゴリズムの安定性に定評があり、両手両足測定型(KRDシリーズなど)では年齢や体格のブレを抑えた再現性の高い測定結果を示します。
ただし、どちらのメーカーの優秀な上位モデルであっても、BIA法を採用している限り家庭用体脂肪計の正確性には限界があります。DEXA法のような放射線スキャンと異なり、水分バランスの物理的な制約を完全にゼロにすることは不可能です。