100系クレスタ再評価の真相|ルーラントGの魅力と高騰理由を徹底解説
100系クレスタ再評価の真相|ルーラントGの魅力と高騰理由を徹底解説にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
トヨタの看板車種であったマークII 3兄弟の中で、クレスタは常に「プレステージ・セダン」としての役割を担っていました。最大の構造的差異はドアの設計にあります。マークIIとチェイサーが窓枠のない「ハードトップ(サッシュレスドア)」であるのに対し、クレスタは窓枠を持つフルキャブセダン「プレスドア(サッシュドア)」を採用しています。
この構造差は走行フィールにも直結します。プレスドアはキャビン全体の密閉度が高く、風切り音の低減と高い車体剛性を生み出します。サーキットや峠を攻めるチューナーの間では、「3兄弟の中でボディのヨレが最も少なく、足回りが素直に動く」という評価が定着しているほどです。
また、グレード体系においても他2車種と決定的な違いがあります。マークIIとチェイサーがスポーツグレードに「ツアラー(Tourer)」の名を冠したのに対し、クレスタは「ルーラント(Roulant)」と命名されました。その頂点に君臨する100系クレスタ ルーラントGは、1JZ-GTEに4速AT(ECT-iE)を組み合わせ、本革調シートや上質な木目調パネルを備えたグランドツーリング仕様として仕立てられています。