Wi-FiのAとGはどっちに繋ぐ?速度と障害物の決定的な違いを徹底解説

Wi-FiのAとGはどっちに繋ぐ?速度と障害物の決定的な違いを徹底解説とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

Wi-FiルーターのSSID末尾に記載される「A」と「G」は、電波法および国際規格(IEEE 802.11シリーズ)で定められた電波の周波数帯に対応しています。「A」は5GHz帯(IEEE 802.11a/n/ac/axなど)を、「G」は2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n/axなど)を利用していることを意味します。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価使用周波数帯A:5GHz帯
G:2.4GHz帯Wi-Fi黎明期から続く2大区分機器の特性を分ける根本的な物理要因実効通信速度A:200Mbps〜1Gbps超
G:30Mbps〜100Mbps程度一般Web閲覧なら30Mbpsで十分実測値で3倍〜10倍以上の速度差が発生する障害物・壁の透過性A:直進性が高く減衰しやすい
G:波長が長く回り込みに強い壁1〜2枚で受信強度が20〜40%低下別フロアや離れた部屋ではGが安定しやすい電波干渉リスクA:極めて低い(専用帯域)
G:高い(家電やBluetoothと重複)電子レンジ稼働時にパケットロス急増キッチンの近くではG接続の通信切断が頻発対応端末の広さA:スマホ、PC、ゲーム機など
G:ほぼすべてのWi-Fi対応機器安価なIoT機器は2.4GHz専用設計が主流スマート家電の初期登録時はGが必須となる

電波は「周波数が低いほど波長が長く、障害物を回り込んで遠くまで届く」という物理特性を持っています。そのため2.4GHz帯であるGは、部屋の仕切り壁やドア、家具などの障害物を柔軟に回避して遠方まで電波を届ける能力に長けています。

対照的に5GHz帯のAは波長が短く直進性が強いため、障害物に衝突した際に電波が反射・吸収されやすく、物理的な遮蔽物が多い環境では強度が落ちやすいという弱点を持ちます。しかし、一度クリアな通信路を確保できれば、帯域幅(チャンネル幅)を広く使えるため、Gを圧倒する高速伝送を叩き出します。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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