現在の天皇は何代目?第126代今上天皇の系譜と皇位継承の真相

現在の天皇は何代目?第126代今上天皇の系譜と皇位継承の真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

「初代から126代まで一本道で数えられてきた」と考えられがちですが、日本の歴史を詳細に紐解くと、代数の数え方には重大な論争と再編の歴史が存在します。

1. 南北朝時代の正統争いと「明治44年の決着」

歴代天皇の代数を語る上で避けて通れないのが、14世紀(1336年〜1392年)に京都の「北朝」と吉野の「南朝」に皇室が分裂した南北朝時代です。当時、北朝側にも光厳天皇をはじめとする天皇が存在し、現在の天皇家は血統上、北朝の天皇(後花園天皇など)の子孫にあたります。

しかし、1911年(明治44年)、当時の帝国議会および明治政府は「三種の神器」を保持し続けていた南朝を正統な歴代天皇とする決定(南北朝正統論の裁定)を下しました。この結果、北朝の天皇たちは公式の代数から外され、南朝の後醍醐天皇(第96代)から後亀山天皇(第99代)が正統として歴代に組み込まれました。この措置によって現在の「126代」という通し番号が法的に確定したのです。

2. 同一人物が2度即位する「重祚(ちょうそ)」の扱い

歴代の数え方におけるもう一つの特徴が「重祚」です。一度退位した天皇が再び即位することを指しますが、この場合、代数は別々にカウントされます。

  • 第35代・皇極天皇が退位後、再び即位して第37代・斉明天皇となった事例
  • 第46代・孝謙天皇が退位後、再び即位して第48代・称徳天皇となった事例

つまり、「代数=天皇となった実人数の数」ではなく、あくまで「皇位に就いた回数・代の連番」を表しています。したがって、歴代126代の中で実際に存在した天皇の個人数は、重祚の重複を除くと124人となります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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