浴衣の帯締め結び方決定版!初心者も崩れない本結びと最新アレンジ

浴衣の帯締め結び方決定版!初心者も崩れない本結びと最新アレンジに関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

「定番の本結びだけでは少し物足りない」「もっとSNS映えする可愛いフロントスタイルを作りたい」という方に向けて、着付け初心者でも数分で作れる人気のアレンジテクニックを厳選して解説します。

1. 乙女度満点の「リボン結び(片リボン・ダブルリボン)」

細めの丸組や飾り紐に最適なのが、帯締めのリボンアレンジです。通常の本結びをステップ3(ひと結び)まで終えた後、片方の紐だけで輪を作り、もう一方の紐を巻きつけて引き抜く「片結びリボン」は、甘すぎず大人の女性にも似合う上品な抜け感が生まれます。さらに華やかにしたい場合は、蝶結びを作ったあとに余った垂れ先を結び目の輪の中に下から上へと通して花びらのように広げる「ダブルリボン」が効果的です。

2. 帯周りが一気に主役級になる「花結び(フラワーノット)」

和モダンな装いに絶妙にマッチするのが花結びです。 やり方は意外とシンプルで、体の正面で帯締めを一度交差させた後、紐をくるくると同心円状に渦巻き状へ丸めていきます。中心をクリップや細いUピンで仮止めしながら、外側に向けて花びらのように小さな輪を4〜5箇所引き出すだけで、立体的な梅の花のようなモチーフが完成します。結び目自体がアクセサリーになるため、帯留めを用意する必要がありません。

3. 三分紐×帯留めの通し方と美しい見せ方

夏らしい清涼感を演出するなら、切子ガラスやシェル素材の帯留めがベストバイです。帯留めの通し方には厳格な手順があります。 まず、帯を締める前に帯留めを三分紐に通しておきます。紐を胴回りに当てて帯留めをフロント中央に配置したら、紐端を背中側に回して本結び(またはしっかりとした蝶結び)で固結びします。そして、その結び目を持ったままクルリと回し、背中の半幅帯の結び目(文庫結びやリボン返しの胴輪の内側)へ完全に隠します。前に結び目を出さず、帯留めだけを凛と見せるのが粋なスタイリングの秘訣です。

4. 半幅帯・兵児帯との合わせ分けテクニック

笹川ゆきこ氏の着付け解説などでも取り上げられる定番の「文庫結び」や「カルタ結び」「貝の口」などの半幅帯アレンジには、シャープな平組を合わせると直線的な造形美が際立ちます。一方、近年のトレンドであるくしゅくしゅとしたボリューム感が魅力の「兵児帯(へこおび)」には、帯締めが必須アイテムと言えます。柔らかな兵児帯は時間が経つと重みで下がって見えがちですが、中央に帯締めを1本ピリッと通すことで、ふわっとした広がりとウエストの細見え効果という劇的なコントラストを生み出せます。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest